「好きこそ、無敵。」
（住友生命）
http://www.sumitomolife.co.jp/asada/sukimuteki/
皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年より始動したこのWilling Hands On ですが、
新年を迎え、いよいよスタートラインに立ったという感じです。 ここから、いろいろなことを整え、もっともっと皆さまのお役に立てるよう
もう一踏ん張り、二踏ん張り精進したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、すっかり滞っていた「日々コピー雑感」ですが、
心構えも兼ね、年始に一つ取り上げてみたいと思います。
浅田真央選手が出演している住友生命のテレビCM。
何か具体的な商品は出てきません。
浅田選手の言葉を借り、住友生命のブランドを伝える広告。
「好きこそ、無敵。」のコピーはもちろんコピーライターによるものですが、
まるで浅田選手が言っているかのように錯覚するのが情報の受け手である私たち。
別に詐欺でもなんでもなく、私たちはうまい具合に『勘違い』をするものです。
「豪華旅行プレゼント！」と書かれたチラシの背景が南国のビーチなら
当たったプレゼントがどんなに高級な温泉宿でも、
なんだか期待外れな気分になるもの。ちょっと卑近な例ですが。
それくらい出てくる人物、特にアスリートや芸能人などの有名人のイメージは、
その広告にイメージを一手に担うもの。
小さな組織やソーシャルセクターにとっては、
タレントの起用などほとんど想定外ですが、とはいえ、
コピーとビジュアルはそれだけ切っても切れないということでもあります。
「コピーとデザインの蜜月関係」と勝手に呼んでます。
あるアートディレクターの方が言っていましたが、
「コピーは刺さる。アートは醸す。」と。
コピーは、相手に一突きで振り向かせられる。
アート（デザイン）は、雰囲気は作れるが、最後の一手にはなりづらい。
そんな意味合いだと思います。
コピーの勉強をしていると、デザインについて学びたくなる。
きっとその逆も然り。
「好きこそ、無敵。」
私自身、「好き」を大切にしながら、
まだまだコピーの修行のみならず、デザインの勉強もその他の勉強も続きます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。