去る3月22日(水)、久々に1日集中ワークショップを開催しました!
タイトルの通り、丸一日使ってとことんキャッチコピーに向き合うこの講座。
講師である高瀬が、皆さまから直接お話を伺ったり、フィードバックさせていただくため、
定員も抑えめなのですが、今回は4名の方にご受講いただきました。参加者の皆さま、ありがとうございました!
このワークショップは「講義+ワーク」の構成になっています。 午前の講義は、概ね2時間セミナーと同様。コピーの“考え方”をお伝えします。 実は今回、2時間セミナーを数ヶ月前に受講された方がリピート受講してくださいました。 「前回と同じ講義を聞くの?」 と不思議に思われるかもしれません。たしかにお教えする原理原則は同じです。 とはいえ、扱う事例が違ったり、ほかの参加者の職種などによって内容も若干変わります。 なにより、1回目の受講から数ヶ月経つと、覚えていないこともあるので復習になるのです! 一度講義を受けていると、すでにコピーに対する“アンテナ”が立っているというのも その後のワークショップを行う上でとても役立ちます。
午前の講義を終えた後、午後はさっそくグループワーク。 この1日ワークショップの最終ゴールは、 実際に関わっている事業やプログラムなどのキャッチコピーを作ること。 そのために、グループワークでは一人一人持ち時間(約20分)を設けています。 自分以外の人にその事業の内容やその「ウリ」となる部分などをまず説明、 それを聞いたほかの方は、初めて聞くその事業の内容について質問したり、 聞いていて自分自身に“ヒット”したポイントなどを教えてあげる。 そうやって一人一人の事業を深掘りしていきます。 ちなみに、今回の参加者が関わるテーマは(毎回そうですが)バラバラ。 「保育」「古典(和歌)」「コミュニティカフェ」「自然体験活動」 互いに同業者ではないので、どの話も誰にとっても新鮮です! それはつまり、お客さんと同じ目線で疑問を持ったり、面白がったりできるということ。 いつもなら同僚との間に“共通言語”や“共通の前提”がありますが、この場では通じません。 当たり前だと思っていたら、「それはどういうことですか?」と質問される。 それを説明することで、フォーカスすべきポイントが別にあることに気づいたり、 もっと具体的に表現した方がよさそうだと気づいたりする。 まさにこのワークショップだからこその醍醐味だといえます。
グループワークの後は、ちょっとした講義をはさんで、 早速ご自身のキャッチコピー作りに取りかかります!たっぷり1時間。 キャッチコピーだけでなく、ボディコピーと呼ばれる本文も200字程度で書きます。
たった1時間ですが、どの方も集中して書き上げてくださいました! (もともと文章に抵抗の少ない方が自主的に受講されるからかもしれません) 最後に、所定の用紙に書いたコピーをスクリーンに映しながらみんなでシェア! やはりみんなで意見を出したり、説明を聞いているからでしょうか、 とてもアットホームな雰囲気の中、お互いにフィードバックが交わされました♪ どれも受講者それぞれの個性も見え隠れしつつ、 グループワークで見出された意見やアイディアがちゃんと織り込まれた素敵なコピーでした。 ぜひともそれぞれの現場で活かしていただきたいと思います! なお、それらはこれからリリースされるものばかりなので、残念ですが掲載は控えます。 リリースされたら、是非とも今後ブログでご紹介していきたいと思います。
◎今回の参加者の方のご感想です◎
・講義とグループワークのメリハリがきいていて、わかりやすかった。 ・午前の講義は、テンポも良く、ミニワークなどもあって、集中して聞けた。 ・想いが前面に出がちなので、第3者の目でご意見いただく良い機会になった。
とにかくこのワークショップは丸一日ということもあり、大変に思われるかもしれません。 ですが、「講義」「グループワーク」「個人ワーク」の組み合わせで行なうので、 みなさんが思うよりあっという間のワークショップのようです(もちろん個人差はあります)。
「講義のなかで頭で理解したことを、実際に手を動かして実感していただく」ことは
本当に大切だと個人的に思います。 次回の開催は未定ですが、決まり次第、HPなどでご案内してまいります! また、上記ワークショップは、行政や市民活動センターなどでも、 アレンジを加えてプログラムを組むことが可能です。お気軽にお問い合わせください!